物語終盤に登場する少年で、通称「ジョキジョキくん」と呼ばれているキャラクター。430話では、洸太が「デク先生!」と声をかける場面で、その背後に立つ人物として描かれ、8年後には雄英高校へ入学していることが示されている。

曽祖父や叔父夫婦も同居する裕福な名家に生まれたが、個性が家系に属さない突然変異であると判明した瞬間、家族の態度は一変する。存在そのものを忌避され、地下室に監禁されるようになり、騒ぐことすら許されず、口元を縫い合わされた状態で長年閉じ込められていた。

やがて死柄木弔による社会混乱を恐れた家族は、「世界が終わる」と言い残し、わずかな食糧だけを残して失踪。その後、破壊の余波で屋敷が半壊したことで、彼はようやく地下室から脱出し、自ら縫合された口元を切って一人で街を彷徨い始める。

そんな彼に手を差し伸べたのが、一人のおばあさんである。彼女はかつて幼少期の志村転弧を前に「ヒーローが助けてくれるから」と言い残して立ち去り、戦争後には死柄木弔について「止められなかったのかなって…」と語っていた人物でもある。転弧と死柄木が同一人物であることを知らないまま、過去の後悔を抱え続けていた彼女は、今度は照元光輝に「おばあちゃんが来たからね」と手を伸ばす。

この一連の描写は、特別な力や肩書きではなく、誰かを思って手を伸ばす行為そのものが「ヒーロー」であるという、本作のテーマを静かに締めくくるエピソードとなっている。

プロフィール

名前照元光輝
よみかたてるもとこうき
個性
所属
初登場
(単行本)
第425話「季節外れの」(42巻
初登場
(アニメ)
声優

個性:闇

照元光輝の“個性”は「闇」。この情報は単行本42巻のカバー下で明かされている。能力の詳細は明示されていないが、家系の誰とも一致しない「突然変異型」の個性であり、指先がオール・フォー・ワンの“鋲突”を思わせる形状に変化する描写がわずかに存在する。

名セリフ

画像

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